沙耶の唄 レビュー
発売から10年以上経っている今でも国内外で愛されている作品です。
虚淵玄作品の中でも知名度が高く、純愛グロゲーとして有名ですね。
主人公は世界を正常に認識出来なくなっており、全てが狂気に包まれた世界観で始まります。
前知識なくプレイを開始したのですが、開始直後異世界に飛ばされたような感覚に陥りました。
人が怪物に、風景は肉片になるなどとグロ耐性がない人には少しきついかもしれませんね。
人の会話もぐちゃぐちゃなんですがよーく聞くとなんとなく意味がわかる絶妙な調整をしていて、主人公がどのような世界に身を置いているかをプレイヤーとしても視覚聴覚で分かるようになっているのはすごいと感じました。
そんな主人公と一人の少女、沙耶の純愛ラブストーリーと言ってしまえば聞こえはいいですがそれを取り巻くものが狂気ばかりで結構堪えます。
僕自身グロ耐性は結構あるほうですけどあまりにも良い演出のため飯時とかにはさすがにプレイしませんでした。
虚淵があとがきにも書いている通り、このゲームはホラーゲームでして、主人公の異変に気付いた友人たちが次々とごにょごにょしていくというものです。
主人公の異常な動向に対する友人たちの葛藤などもあり、主人公視点と友人視点の二つを交互に展開させて主人公が段々と変化していく様を上手く描写していました。
このゲームにはエンディングが3つ用意されているんですけど、正直どれもすっきりとした終わり方ではなくもやもやした終わり方になっています。
どれもBADENDと言えますしどのルートが正しいのかは人それぞれというのもいいですね。
全ルートがヒロインである沙耶と別れる結果となるんですがどのルートも胸にくるものがありました。
色々なところで言われていますが人外な存在であるこの沙耶というヒロインの健気さに心惹かれるんですよね。
姿かたちこそ人間と違えどそこに確かに愛は存在しました。
純愛ゲーと謳われる所以をしっかりと感じ取ることが出来ました。
そしてこのゲームを盛り上げる重要な要素にBGMを挙げます。
OP、挿入歌、EDとどの音楽も素晴らしい。
咀嚼音などの効果音はリアルすぎて怖いくらいです。
特にいとうかなこが歌うEDのガラスのくつは素晴らしい名曲です。
エロについてはもとから期待していなかったのですが一応評価には反映しています。
エッチなシーンが少ないかわりに生肉ATKさんの大好きな生肉がいっぱい見えたんで良しとします。
システム回りもBest版をプレイしたので不自由などはありませんでした。
最後に、普段から虚淵虚淵と言っていますがPCゲーの虚淵作品はこれが初となります。
映像作品の虚淵はすべて網羅しているんですがやっとこさこの作品に手を出すことが出来ました。
虚淵という才能に触れることができて僕は大満足しています。
次はPhantomあたりをやろうと思っていますのでまたどっぷりと虚淵に浸かってきます。
虚淵玄作品の中でも知名度が高く、純愛グロゲーとして有名ですね。
主人公は世界を正常に認識出来なくなっており、全てが狂気に包まれた世界観で始まります。
前知識なくプレイを開始したのですが、開始直後異世界に飛ばされたような感覚に陥りました。
人が怪物に、風景は肉片になるなどとグロ耐性がない人には少しきついかもしれませんね。
人の会話もぐちゃぐちゃなんですがよーく聞くとなんとなく意味がわかる絶妙な調整をしていて、主人公がどのような世界に身を置いているかをプレイヤーとしても視覚聴覚で分かるようになっているのはすごいと感じました。
そんな主人公と一人の少女、沙耶の純愛ラブストーリーと言ってしまえば聞こえはいいですがそれを取り巻くものが狂気ばかりで結構堪えます。
僕自身グロ耐性は結構あるほうですけどあまりにも良い演出のため飯時とかにはさすがにプレイしませんでした。
虚淵があとがきにも書いている通り、このゲームはホラーゲームでして、主人公の異変に気付いた友人たちが次々とごにょごにょしていくというものです。
主人公の異常な動向に対する友人たちの葛藤などもあり、主人公視点と友人視点の二つを交互に展開させて主人公が段々と変化していく様を上手く描写していました。
このゲームにはエンディングが3つ用意されているんですけど、正直どれもすっきりとした終わり方ではなくもやもやした終わり方になっています。
どれもBADENDと言えますしどのルートが正しいのかは人それぞれというのもいいですね。
全ルートがヒロインである沙耶と別れる結果となるんですがどのルートも胸にくるものがありました。
色々なところで言われていますが人外な存在であるこの沙耶というヒロインの健気さに心惹かれるんですよね。
姿かたちこそ人間と違えどそこに確かに愛は存在しました。
純愛ゲーと謳われる所以をしっかりと感じ取ることが出来ました。
そしてこのゲームを盛り上げる重要な要素にBGMを挙げます。
OP、挿入歌、EDとどの音楽も素晴らしい。
咀嚼音などの効果音はリアルすぎて怖いくらいです。
特にいとうかなこが歌うEDのガラスのくつは素晴らしい名曲です。
エロについてはもとから期待していなかったのですが一応評価には反映しています。
エッチなシーンが少ないかわりに生肉ATKさんの大好きな生肉がいっぱい見えたんで良しとします。
システム回りもBest版をプレイしたので不自由などはありませんでした。
最後に、普段から虚淵虚淵と言っていますがPCゲーの虚淵作品はこれが初となります。
映像作品の虚淵はすべて網羅しているんですがやっとこさこの作品に手を出すことが出来ました。
虚淵という才能に触れることができて僕は大満足しています。
次はPhantomあたりをやろうと思っていますのでまたどっぷりと虚淵に浸かってきます。
Posted on 2015/05/03 Sun. 05:56 [edit]
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